紙媒体の広告からネット広告導入までの険しい道のり

10年前、全商事は紙媒体での広告のみでした。
それをネット広告にするまでには険しい険しい道のりがありました。

保証協会に入っておらず、法務局に供託金1000万って?

今の(株)全商事を知っていただくためには、10年前に私が入った頃の全商事のことをもっともっとご理解いただく必要があると思いましたので、もう少しこちらの記事を続けていきたいと思います。

まず、私が入った2009年10月、こちら全商事ではネットというものが導入されていませんでした。
村上前代表はいわゆる不動産保証協会に入らず、1000万円を法務局に供託金として預けて不動産業を営んでいたのです。
おそらく、村上が創業した47年前は保証協会というものがまだ世になかったのだと思います。


ただ、同時期に創業した人たちは次々と皆保証協会に加入し、60万の供託金を保証協会に預けて、法務局から供託金1000万を返却してもらうという流れに移行されたのでしょう。
保証協会に加入すると、業務で困ったことがあれば、協会のサポートを受けることが出来るのでとても助かります。


村上前代表は加入していなかったので、独立前から付き合いがあって、今でも第一線で活躍している同業者の知り合いにサポートを受けていたようです。
(こちらのネットワークが実は今の私の心強い後ろ盾になっております。村上前代表に感謝!)

組合に加入していないと困ることが沢山あります

組合に加入していなかったので、業者間の物件情報サイトのレインズが見れなかったことです。
物件を探したくても、手段がない。
私は入って早々、「レインズを見れるようにしてもらいたい」とお願いしましたが、村上前代表が今更組合に加盟する気はありませんでした。

現状維持を何よりも好むのが村上前代表。何かを変えるということが大嫌いなのです。
そんな岩のように動かず頑固極まりない村上前代表を説得することが出来る人なんて、世界中どこを探してもいるわけがありません。

お客様に物件を探してくれとお願いされても、それを探す手段がないので、途方にくれる日々でした。

そして藁にもすがる思いで見つけたのが・・

そんな私が必死になって探したのが「at  home」でした。
こちらは協会などに加入することなく、業者間で公開している物件が見れるのです。
もちろん「at home」に加入している業者だけなので、物件数はレインズほどではありませんが。
いわゆる“先物物件”でなく“元付業者”がこちらのアットホームを見れば分かります。

ないよりはずっといいです。
村上前代表にアットホームを利用させてもらうことは並大抵のことではありませんでした。
「ネット=詐欺」のような感覚が植え付けられている村上前代表に毎月数万円をかけてネット広告を使うなんてとんでもないことだったのです。


村上前代表の中で“広告”と言えば、昔ジャパンタイムスに載せた“三行広告”なのです。

それまではアットホームが近所の業者に配ってくれる図面だけで募集しておりました

アットホーム図面 高い 効果あるのか
当時撒いていたアットホームの図面

私がネット広告を導入する以前は、村上が使っていた唯一の広告はアットホームが地域の業者に週に二回配ってくれる物件図面だけだったのです。


こちらの物件図面、一回依頼するだけで4万くらいかかりました。
その一回で業者の目に止まらなければ、その広告はおしまいです。
私が提案したアットホームのネット広告「attb」は一度載せればネット上にずっと物件情報は残ります。

月額3万ちょっとでした。
どちらが効率良いかは一目瞭然ですよね?
私が全商事に入社したのが2009年10月、アットホームのattbを導入したのが2010年の春だった記憶があります。
6ヶ月かかりましたが、ようやく“ネット広告“というものを利用出来るようになったのです。

アットホームに広告を掲載した途端

私が物件情報を載せ、公開というボタンを押した途端、問い合わせの電話が鳴り止みませんでした。

うちの物件は今まで一回もネットに載せたことがなく、世間の目に晒されていなかった物件だったので、普段からattbを見ていた業者には、“掘り出し物”物件として映ったのでしょう。
村上前代表も、その時初めて、“ネットの威力”というものが分かってくれたようでした。

そして、ようやくこちらの全商事もネット広告に参入することが出来たのでした。
ここまでこぎつけれて本当に良かった!

当時の私は満足感でいっぱいでした。

そして、念願の保証協力に加入したのがそれから7年後。
とてもとても長い道のりでしたが、今では組合のサポートも受けながら、レインズもちゃんと使っております。

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